2018年09月21日
三脚整備
GITZO 三脚 4型4段 カーボン
三脚分解整備 (GITZO)
4型4段カーボン三脚ロング。脚チューブ進化や新機能で堅牢性とカスタマイズ性がアップ
•堅牢・カスタマイズ自在
• 用途に合わせ、別売のセンターポールやビデオアダプターなどを組み込み可能。
• 脚チューブや機能が進化
•Carbon eXactチューブと新大型石突で安定性向上(標準石突も同梱)。
•バランスに優れた4型4段、ロングタイプ
•4型は最大脚径37.0mmで堅牢ながら、ショルダー部が5型に比べコンパクト。
今回は分解整備と 古くなった取っ手部スポンジも交換します
古いスポンジをきれいにはがします
一段目の固定ロックナットを左いっぱいに回して外します
外したナットをCRCなどで細目ネジに噛んだほこりや砂利を
綺麗にふき取ります
ケースのネジも同じようにふき取ります
ケースの中は棒にタオルなど巻き付けてCRCでふき取ります
一段目 二段目 三段目と同じようにきれいにふき取ります
組み付ける時の注意
シャフトの先端にこのようなプラスチック製の回り止めの
部品が入っています これも長年使うとごみなど噛むので
綺麗にふき取ります
組み付ける時は プラスチックの丸いボッチを シャフトの
先端に開いた穴に差し込みます
シャフトの中にご覧のような キーの溝があるので プラスチック
とプラスチックの間にできた溝を差し込みます
プラスチックとプラスチックの間にできた溝を差し込みます
溝を横にしたあたりで入ります
この作業を1本の足で3回 3本の脚を9回同じ作業をします
スポンジの取り換え
ホームセンターで30Φ×300㎜のスポンジパイプを300円
ほどで3本購入
一番太いパイプのナットを緩め作業したら この時点で
スポンジパイプを交換します
カーボンパイプと スポンジパイプにCRCを吹き付けて
滑りを良くし カーボンのネジの所にスポンジを差し込み
順に押し込んでいきます
(スベリ剤にオイルやグリスは絶対に使用しないでください
何時までもズルズルと滑ります CRCなら乾くのでOKです)
ネジ部に引っかかって入りにくいので 両手で右左に回し
先の方を引き上げながら順に押し込んでいきます
3本入ったらスポンジ交換終了です
此れですべて終了 ピボット部分のネジの点検をしておきます
ヘックスレンチ
この部分は特殊工具が必要になります 写真のような星形の
レンチでないと使えません
古くなるとロックナットのゴムが滑りやすくなっています
又分解整備の時使用したCRCで滑りやすくなっているので
シンナーやエンジンクリーナーで吹いてグリップ力を復活
させます
三脚のカーボンロッドの分解清掃 ネジ部の清掃 グリップ
部のスポンジパイプの交換をしてきました 簡単ですので
皆さんもぜひチャレンジしてみてください
作業に当たっては個人の責任で行なってください
当方では一切責任は持ちかねます